こんにちは。私は70期で女子部主将を務めておりました櫻井有紀です。今回は、現役の皆様に僭越ながら、現在の仕事の話とメッセージを伝えさせていただきます。
私は2014年に大学院(化学系)を卒業後、ブリヂストンへ入社し、品質保証部門に所属しております。大学の専攻とは全く異なるフィールドですが、実務を重ねながら“品質の良いものを作る仕組みづくり“に貢献できように務めてきました。“品質保証部“と聞くとお堅いイメージあるかもしれませんが、夏の暑い時期に汗水垂らしながらタイヤをチェックしたり、工場へ弾丸出張に行ったりと、泥臭い?一面もあり、リコタイで培った忍耐力・体力が意外に役に立っています笑
現在は会社の若手社員向けのトレーニング制度を活用し、イタリアのローマにあるヨーロッパの技術センターで2年間働いております。イタリア人の同僚と共にヨーロッパ各国の工場と、日本の常識だけでは通用しない多様な文化を時には楽しみ、時には苦労しながら仕事をしています。1つエピソードを挙げると、大事なプロジェクトの進行が遅れそうという場面でも、ポーランドの工場は問題点を挙げて相談してくるのに対し、スペインの工場は明日には大丈夫になるさと自信たっぷりの返事が返ってくる等、ヨーロッパの中でも価値観は様々です。
現役の皆様も、残りの学生生活・社会人になってからも、国内外問わず、新しい環境に自分を置いてみることにチャレンジしてみてください。学生時代は同じ大学・年代・価値観(テニスが強くなりたい)という限られた世界で過ごしてきましたが、多様な人と出会うことで、自分の知らなかった世界がさらに広がりました。(とはいっても、1つの会社を数年しか経験していないので、まだ狭い世界しか知らないのかもしれません。)
もちろん、リコタイで出会った素敵な仲間・繋がりも一生モノですので大切にしてください。今でも同期とテニスをしたり、飲みに行ったりして平日の疲れをリフレッシュしています。
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